【重慶】三国志 劉備が遺児を託した地「白帝城」

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日本で、三国志や李白の詩でよく知られている「白帝城」についてご紹介いたします。

白帝城について

アクセス

住所:重庆市奉节县夔门街道办事处瞿塘峡社区白帝城景区

営業時間08:30~19:0017:30までに入園

見学に要する時間34時間

交通アクセス:
①新幹線とタクシー
新幹線(重庆北站-奉节站)1時間40分


タクシー(奉节站-白帝城)40分

約2時間20分

②車
重庆北站-白帝城
約4時間50分

「白帝城」とは何か?

白帝城は、1世紀前半の前漢から後漢にかけて混乱期に「蜀」を治め、蜀の王として君臨していた「公孫述」が築城した城です。紫色をした白帝山上に位置した城で、元の名前は紫陽城といい、とても長い歴史を持つ古城です。

「白帝城」の名前の由来

地形が非常に険しく、古来から軍事の要衝でした。城の中で時々白い気体が沸き起こり、龍が昇るようであったことと、王が自ら白帝と名乗っていたことから「白帝城」と改名されたと言われています。

「白帝城」の歴史

三国時代に、劉備軍は戦で敗退し白帝城に逃れ家臣たちにあわせる顔がなく、そこで白帝城に永安宮を建造し隠居して暮らしていました。劉備」後事を諸葛亮に託しこの城で亡くなりました

 白帝城の東には「夒門」、西には「八陣図」、三方を水に面し、水陸両方の要地であるため、かつて歴代の軍事家が必ずこの地で戦ってきました。歴代上の有名な詩人である「李白」「杜甫」「白居易」「劉禹錫」「蘇軾」「黄庭堅」「陸遊 」等は、白帝城に登り、夒門を巡って数多くの詩を残したため白帝城は「詩城」とも称されています

白帝城の楽しみ方4選

①三国時代を感じれる

白帝城には、三国時代を再現した場所があります。中国語にはなりますが、説明書きもあるので歴史に対する理解を更に深めることができます。

また、200300年前に作られた石碑があります。さまざまな字体で掘られており、11つ違うのでその時代を感じる事ができます。

白帝城の中には文化館があります。この文化館は重慶の歴史を学ぶ事ができます。特に面白いと感じたのは重慶の名物「火鍋」がどのようにして伝わったのかが学べる点です。

その他に、1時間に1白帝城の歴史についての映像を見る事が出来ます。180度のスクリーンで見れるので、とても迫力があります。

②10元札の景色「瞿塘峡」を堪能

「白帝城」には、中国の10元札の景色が見れる場所があります。その景色の名前は「瞿塘峡(qútángxiá)と言います。景色の前で10元札を持ち一緒に写真を撮ると良い写真が撮れるのでオススメです♪

③竹でできた人力車「滑竿」体験

「滑竿」は、中国西南各地の山奥で利用されている伝統交通手段です。2本の丈夫な竹ざおで担架を作り、その間に竹の切れ端で作った寝椅子やロープで作った腰掛けをかけて、ペダルを前に垂らした物です。利用料金は以下の通りです。

【片道】
大人120元(約2,300円)
大人と子供のセット150元(約2,900円)
体重85キロ以上200元(約3,800円)【往復】
大人200元(約3,800円)
大人と子供のセット300元(約5,700円)
体重85キロ以上400元(約7,600円)

④白帝城オリジナルアイスが食べれる

写真映えする白帝城オリジナルアイスが売っています。人が多い日はすぐ売れ切れてしまうほど人気なので、買う場合は早めに買いに行く事をオススメします。売り場は、瞿塘峡を渡る船乗り場にあります。

味は、「チョコ」「イチゴ」「ミルク」3種類です。値段は、チョコが18(350)でデザインは1種類、イチゴとミルクが16(300円)でデザインは2種ずつあります。

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動画から現地の雰囲気を味わう事ができるので、よかったら見てみてください♪


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◆プロフィール
何かを教えたり発信したりする事が好きで、興味を持った中国について各SNSで発信してます。主に中国の文化、中国語、中国生活で発見した事、中国グルメなどを紹介しています。見てくださっている方にとって少しでも役に立ったり、学びがあったら嬉しいなと思い、SNSを活用して情報をシェアしています。

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