
旧暦の5月5日にある中国四大伝統祝日の1つの「端午節(端午节)」ですが、この日は粽子(ちまき)を食べる日です。日本にもちまきがありますが、中国のちまきはいろんな味や種類がたくさんあります!今回は中でも特に面白いと感じた5つをご紹介いたします。
端午節とは?中国のちまきは?
中国では、旧暦5月5日の端午節(端午节)の時に、ちまきを食べる文化があります。なので、その時期になると、いたるところでちまきが売られているのを見かけます。
地域によってちまきの味が違うようで、北は甘いちまきで、南はしょっぱいちまきを食べると聞きます。私がいる重慶は南なので、豚肉と黄身が入ったちまきをよく見かけます。
中国のちまきの種類は本当に多く、目からも楽しめます。栗やトウモロコシが入ったちまき、マンゴーポメロサゴが入ったちまきなど、日本では見たことないものが沢山です。
中国の端午節について詳しくは↓こちらの記事をご覧ください。
変わったちまき5選
臭豆腐粽子(臭豆腐ちまき)
まず最初にご紹介するのは、「臭豆腐粽子(臭い豆腐のちまき)」です。
この「臭豆腐」は名前の通り臭い豆腐で、匂いがとても独特です。
日本の物で例えると納豆に近いのですが、納豆とまた違った匂いがします。匂いは臭いけれど、美味しいと人気のB級グルメで、中国ではよく見かけます。匂いが強烈なのもあり、歩いていて臭い匂いを感じたら「臭豆腐」が売られていることしばしばあります(笑)
そんなすごい匂いがするちまきはどんな味なのか気になりますね。。。。
「臭すぎる、、、、1個食べたら2個目は食べたくなくなった。。。」
「臭い豆腐ちまき」美味しすぎる、職場で食べることをおススメします、効果は抜群です!」
2つ目の口コミは、なんだか笑っちゃいますね(笑)
水晶粽子(クリスタルちまき)
次にご紹介するのは、「水晶粽子(クリスタルちまき)」です。
こちらのちまきは普通のちまきと違って外側が西米(タピオカ)でできており、中は甘いあんこのような物が入っています。
味は、桃、チーズ、ぶどう牛乳、ココナッツカフェラテ、ヘーゼルナッツなどの味があります。見た目が綺麗で、甘いちまきなのでデザート感覚で食べれますね♪冷蔵庫で冷やして食べても美味しそうです。

乌米粽子(食べられる黒い菌のちまき)
次にご紹介するのは、「乌米粽子(食べられる黒い菌のちまき)」です。
黒いお米を使ったちまきなのかと思いきや、まさかの黒い菌を使ったちまきなんです。
この黒い菌は「モロコシ」の幹からできた菌です。見た目はちょっと炭っぽいです。
果たして味はどうなのでしょうか。。。
七彩花米粽子(カラフルちまき)
次にご紹介するのは、「七彩花米粽子(カラフルちまき)」です。
こちらのちまきは、色がカラフルで味も変わった味のちまきです。
味はお店によって違うのですが、上の写真の一部を紹介すると、黄色のちまきは「バラ味」、黒色のちまきは「パイナップル味」、青のちまきは「プーアール茶味」のちまきです。
見た目と味が普通のちまきと全然違うので面白いですね。

火锅粽子(火鍋ちまき)
最後にご紹介するのは、「火锅粽子(火鍋ちまき)」です。
もう、見た目からしてすごい迫力を感じませんか?(笑)
火鍋の中に入れる具材が、ちまきの中にも入っていて、このちまきを食べたら火鍋を感じられそうですね。びっくりしたのが、火鍋には欠かせない具材の1つ「毛肚(センマイ)」が入っていることです。
こちらが、その「毛肚(センマイ)」なのです。ちまきにこのセンマイが入っているのは、クオリティがだいぶ高いちまきな気がします(笑)


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。中国の変わったちまきを食べたら、話のネタになりそうですね。個人的には「火鍋ちまき」が気になりましたが、皆さんは気になったちまきはありましたか?(^ ^)もし、機会がありましたらお試しください。それでは、次回の投稿をお楽しみに〜♪
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